おやまのNEWS

年中・年長 おたまじゃくしの101ちゃんごっこ

堀之内

かこさとしさんの絵本“おたまじゃくしの101ちゃん”を読んで、ごっこ遊びが始まりました。

今日は、お母さんカエル(保育者)とおたまじゃくし達(年中児)が楽しくお散歩。すると突然ザリガニとタガメ(年長児)が現れて、お母さんが捕まってしまいました。

「どうしよう」と考えていると…ザリガニとタガメが「お母さんを返して欲しければ、みんなで取り返しに来るんだ!」と言いに来ました。

ドキドキしながら、いちべえ沼に行き「どうしたら返してくれるの?」と聞くと「じゃんけん」「にらめっこ」「あっち向いてホイ」と言われ、困ってしまったおたまじゃくし。

じゃんけん対決をしたけど、1対1。よく考えて「ねぇ!スクラム組めばいいんじゃない?」と!おたまじゃくしみんなでザリガニを囲みました。

そして「たくさん給食を食べてから、相撲で勝負だ!」と約束し、お母さんを取り返すことができました。

いつも少食だけどこの日は給食をモリモリ食べて、午後は約束通り相撲で勝負!!

体が小さい子が相手の時は、手加減をしてくれる優しい年長さん。

異年齢で楽しめた一日でした。

各クラス、ごっこ遊びを楽しんでいてドラマが展開されています。

ごっこ遊びというファンタジーの世界で、子どもたちは攻撃的で発散的な遊びを目一杯経験します。その攻撃性を思い切り発揮しエネルギーを発散した後には、優しさと正義感が現れてくる姿によく出逢います。

※山田真理子著“機微を見つめる” より一部引用